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【読みかけ書評】花神 Part2

花神をちょびっちょび読んでおります

 

前回のやつ→花神

 

今読んでいるところは坂本龍馬による薩長同盟を締結したところです

印象的だったシーンが2点あるので紹介していきたいと思います

 

最初のフレーズはこちら

 

「日本人の進歩好きと進歩への信仰とそれに遅れまいとする民族的精神体質」

 

ほんと日本人って歴史を振り返ってみても進歩好きですよね

 

戦国時代、ヨーロッパから火縄銃が待ちこまれてきて日本人がこれを改良することによって戦国時代の終わりのほうになったらヨーロッパよりも性能が上がっていたという話があったり、江戸時代に完全に出遅れた日本がその30年後の日露戦争では当時ヨーロッパ最強であったロシアを撃破して見せたり、また太平洋戦争がおわってから廃墟に等しかったのに15年ほどで世界第二位の経済大国にのし上がって見せたり…

 

 日本人の勤勉さがうかがえますよね

 

二番目のシーンは

坂本龍馬と大村益次郎の対比です

大村益次郎はものすごく特定の事柄(翻訳、医学、兵学)に詳しいのですが、政治的な能力はまったく持ち合わせておらず銃を一つも輸入することができなかったのです

 

これに対して坂本龍馬は様々な事柄に触っているくらいなのですがその範囲が広いのです。なので政治的な能力に関しても持ち合わせており大村が一丁も輸入できなかってのに坂本龍馬は4000丁輸入して見せるシーンなんかは印象的でした

 

こういう人による特性によって発揮されるものの差みたいな話ってありませんか??

 

たとえば僕の友達は医学であったり研究に大変詳しいのですが行動力がないがために彼女はいない、であるとかめちゃくちゃモテるけど勉強の能力はない、のようなイメージですね

 

人間さまざまな才能があってそれを生かしていくのが大事ですね